こんにちは！ナオイオートです！
「ナンバー灯が切れると違反になるって本当？」「車検に影響するの？」「LEDに交換しても大丈夫？」と不安を抱えて検索された方も多いのではないでしょうか。ナンバー灯は小さなライトですが、道路運送車両法で“必ず点灯していなければならない”と決められている重要な保安部品です。

この記事では、ナンバー灯の役割・法律・切れた時の罰則・車検基準・点検方法・交換手順・LED化の注意点などを総合的に解説します。読み終えるころには、ナンバー灯に関する正しい知識と実践できるメンテナンス方法がしっかり理解できます。

この記事が役立つのはこんな方です：

• 車検前にライト類を細かくチェックしたい方
• ナンバー灯切れで違反になる条件を知りたい方
• 自分でライト交換をしたい初心者ドライバー
• 夜間走行が多く、トラブルを避けたい方

⭐ナンバー灯とは｜役割と法律で定められた基準

ナンバー灯は、夜間に後部ナンバープレートを照らすためのライトで、国が義務付けている保安部品です。番号が読み取れないと、車両識別や事故発生時の確認ができず安全性に関わるため、非常に重要な役割を果たしています。

📜ナンバー灯の設置義務について

道路運送車両法の「尾灯等の技術基準」により、後部ナンバープレートは常に白色の光で照らされている必要があります。特に夜間にナンバーが確認できるかどうかが重要です。

• ナンバー全体を白い光で均等に照らす
• レンズの破損や欠けがないこと
• 左右どちらか1灯でも切れていると不合格

📏道路運送車両法で定められた明るさと照射条件

後方20mの距離からナンバーが読み取れる明るさが必要です。光源の色は必ず「白」。青・緑・黄色などは完全に違反となり、LED交換時に多い不適合例です。

🚨ナンバー灯切れが危険と言われる理由

ナンバー灯は“ただの照明”ではありません。切れていると他車からの認識に影響し、思わぬトラブルを招くことがあります。

🌙夜間走行で発生するトラブル例

• 後続車が車両情報を識別できない
• 信号待ちで後ろのドライバーに不審がられる
• 事故時に「ナンバーが見えなかった」と責任問題になる

📛ナンバーが照らされないと違反扱いになる理由

ナンバープレートは車両の身分証明書です。道路上で識別できない状況は法律上極めて問題があり、警察が優先的に取り締まるポイントになります。

🚔ナンバー灯切れで起こり得る罰則や検挙ポイント

ナンバー灯切れが軽い整備不良だと思っているドライバーは多いですが、実は違反扱いになり、警察にもよく止められます。

💡警察に止められやすい状況とは

• 夜間や早朝の暗い時間帯
• 街灯が少ない道を走っているとき
• 後続パトカーが後部灯火を確認しているとき

💰反則金や減点の仕組み

ナンバー灯切れは「尾灯等の整備不良」として扱われます。

• 反則金：5,000円（普通車）
• 違反点数：1点

🛠️車検で不合格になるケース

ナンバー灯は車検で必ず確認される項目です。以下の状態はすべて不合格となります。

• 片側だけ点灯していない
• LEDの光が強すぎて“直視できない”状態
• ナンバー全体を均等に照らせていない
• 照射色が青・緑・黄色など白以外

とくに「光量不足」での不合格は増加しており、安価なLEDを装着して車検に落ちるケースが多く報告されています。

💥ナンバー灯切れの原因と発生しやすいタイミング

ナンバー灯が切れる原因はさまざまですが、以下のようなパターンが多く見られます。

🔋電球の寿命によるトラブル

純正ハロゲン球の寿命はおよそ1〜2年です。停車時の衝撃や振動、湿気の影響で寿命が短くなることもあります。

💧配線トラブルやソケットの劣化

古い車ではナンバー灯ユニット内部に水が入り、ソケットが腐食して接触不良を起こすケースもよくあります。

🔌LED化している車で起こる問題

• 極性が合わず点灯しない
• 光量不足で暗い
• 振動に弱く点滅する
• LEDチップの故障で突然消える

LEDは寿命が長いメリットがある一方、安価な製品は品質が不安定でトラブルが多い傾向があります。

🔧自分でできるナンバー灯の点検と交換方法

ナンバー灯は初心者でも簡単にチェックでき、自分で交換することも可能です。

👀点検の手順（昼間・夜間の確認方法）

• ライトONにしてナンバー全体が照らされているか確認
• 左右の明るさが均一かチェック
• レンズの曇り・亀裂を確認
• 暗所では確実に点灯がわかる

🔩車種別の交換手順の違い

ナンバー灯交換は車種により以下の3タイプがあります。

• カバーを外すだけで交換できるタイプ（一般的）
• トランク内側からユニットごと外すタイプ
• バンパー側からアクセスするタイプ（外車に多い）

⚠️LEDバルブに交換する際の注意点

• 車検対応と明記された製品を選ぶ
• 直視不可レベルの強すぎるLEDは不合格
• 色温度は6000K以下が望ましい
• 必ず極性を合わせて装着する

✨ナンバー灯切れを防ぐためのメンテナンス術

📅定期点検のタイミングとチェックリスト

• 洗車のついでに点灯確認をする
• 半年に1度はレンズ清掃
• 年に1回はソケットの状態を確認

☔水漏れや湿気による故障を防ぐコツ

• ユニットのゴムパッキンの劣化をチェック
• 水分が溜まりやすい車は防水処理を追加する
• LED交換時はソケットの清掃をセットで行う

特に雨天地域や冬場に凍結が多い地域では湿気でナンバー灯が故障するケースが多いため、早めのメンテナンスが効果的です。

✅まとめ

ナンバー灯は小さなライトですが、切れると確実に違反となり、車検にも通らない重要な装備です。夜間の安全性や車両識別の観点からも、常に正常に点灯させておくことが必須です。

ナンバー灯切れは簡単に防げるトラブルです。洗車時や点検のタイミングで必ず確認し、早めに交換することで違反やトラブルを未然に防ぐことができます。

ライト類のチェックは安全運転の基本。次のドライブ前にぜひナンバー灯を確認してみてください！