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なぜブレーキランプは三つ必要なのか|知られざる安全基準と役割

2025.7.21  お車情報, スタッフブログ  , , , , ,

こんにちは!ナオイオートです!
車の後ろに付いているブレーキランプが「なぜ三つあるのか」と疑問に思ったことはありませんか?
左右のブレーキランプに加えて、リアウィンドウの上部やトランクに配置される「第三のブレーキランプ(ハイマウントストップランプ)」
実はこの三つ目のランプには、交通事故のリスクを減らすための重要な役割があります。
この記事では、ブレーキランプが三つある理由やその役割、法律・安全基準の背景、さらには故障時のリスクや対処法まで詳しく解説します。
ドライバーはもちろん、車の仕組みに興味がある方、安全運転に関心のある方は必見です。

📖目次

  1. ブレーキランプの基本的な役割
  2. なぜブレーキランプは三つ必要なのか?
  3. 三つ目のブレーキランプ(ハイマウントストップランプ)の安全基準
  4. ブレーキランプ三つの効果とメリット
  5. ブレーキランプの故障リスクと対処法
  6. ブレーキランプに関する法律・車検基準
  7. まとめ

ブレーキランプの基本的な役割

ブレーキランプとは、車がブレーキを踏んだときに点灯する赤いランプです。
その目的は、後続車に「減速」や「停止」を知らせることで、追突事故を防ぐために設けられています。

ブレーキランプが機能しないと、後続車は前の車の減速に気づかず、事故のリスクが一気に高まります。
このため、ブレーキランプの点灯は安全運転の基本といえます。

なぜブレーキランプは三つ必要なのか?

かつては左右の2つのブレーキランプだけでしたが、1980年代以降、多くの国で三つ目のブレーキランプ(ハイマウントストップランプ)が義務化されました。
その理由は、以下の通りです。

1. 視認性の向上

左右のブレーキランプは車の低い位置にあるため、大型車や渋滞時には見えにくいことがあります。
しかし、三つ目のブレーキランプは後続車の視線の高さに近い位置に設置されるため、ブレーキの意思が伝わりやすくなります。

2. 追突事故の減少

アメリカでは、1986年に三つ目のブレーキランプが義務化されて以降、追突事故が約16%減少したというデータがあります。
その効果が世界的に認められ、多くの国が採用することになりました。

3. 高速道路での安全性向上

高速道路などの高速度走行時には、早い段階で前車の減速を知ることが重要です。
三つ目のブレーキランプは、特に遠くからでも目立ち、早めの減速が促されます。

4. 夜間や悪天候時の安全確保

夜間や雨、霧など視界が悪い状況でも、三つ目のランプは高い位置にあるため見えやすいというメリットがあります。

三つ目のブレーキランプ(ハイマウントストップランプ)の安全基準

三つ目のブレーキランプには、国際的な安全基準や法律で定められたルールがあります。

国際基準(ECE規則)

国連欧州経済委員会(UNECE)が定める「ECE R48規則」により、ブレーキランプの配置や明るさ、角度が規定されています。
これにより、視認性が確保され、世界的な統一が進んでいます。

日本の基準

日本では1998年以降、新車登録時にハイマウントストップランプの装着が義務化されています。
装着位置や点灯時の光度も細かく定められており、車検でも点灯確認が必須です。

設置位置のルール

  • 左右のランプより高い位置に設置
  • 中心部に配置(片側寄りは禁止)
  • 他のランプと同時に点灯すること

ブレーキランプ三つの効果とメリット

視線誘導効果

ドライバーは無意識に目の高さにある光に注意を向けます。
三つ目のブレーキランプが高い位置にあることで、後続車の視線を自然に誘導し、ブレーキに気づきやすくします。

衝突被害軽減

三つのランプによってブレーキの意思表示が強調され、後続車の急ブレーキや回避行動が早まるため、衝突被害の軽減が期待できます。

ドライバー心理への影響

研究によると、ハイマウントストップランプがあると、後続車のドライバーがより慎重に車間距離を取る傾向があると言われています。

ブレーキランプの故障リスクと対処法

ブレーキランプのいずれかが点灯しないと、後続車にブレーキの意思が伝わりづらくなり危険です。

故障の原因

  • 電球やLEDの寿命
  • 配線の断線や接触不良
  • ブレーキスイッチの故障

対処法

  • 定期的にランプの点灯確認をする
  • 球切れの場合はすぐに交換
  • 異常が続く場合はプロに点検依頼

故障時のリスク

ブレーキランプが切れていると整備不良車両として取り締まりの対象になります。
また、車検でも不合格になるため、早めの点検・修理が重要です。

ブレーキランプには法律によって定められた要件があります。

道路運送車両法の保安基準

  • ブレーキ操作時に赤色で点灯すること
  • 昼夜・天候問わず視認できる明るさ
  • ランプの数と位置が基準に合致していること

車検のチェック項目

  • 全てのブレーキランプが正常に点灯するか
  • レンズの割れや曇りがないか
  • 光度や視認範囲が基準を満たしているか

これらの基準を満たさない場合は車検不合格となるため、日頃からのメンテナンスが欠かせません。

まとめ

ブレーキランプが三つあるのは、後続車への確実な減速・停止の意思表示をするためであり、安全性向上のために重要な役割を果たしています。
特にハイマウントストップランプは、視認性の向上、追突事故の減少、高速走行時の安全確保に貢献しています。

法律でも装着義務があり、車検でもチェックされる項目です。
ドライバー自身も定期的な点検と早めの交換・修理を心がけましょう。

ナオイオートでは、ブレーキランプの点検や交換、車検時の整備も承っています。
安全なカーライフを送るために、ぜひお気軽にご相談ください。

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